学生が作った「自分たちが乗りたい車」が話題に!

自動車大学校の学生が「自分たちが乗りたい車」をテーマに制作した車両が話題になっている。先日開催された東京オートサロンに出展し、来場者やメディアから「クオリティが高い」と大好評なのだ。

こちらの車両のコンセプトは「学生の感性が捉えた京都のWABISABI」。このコンセプトからしてユニークで面白い。京都の由緒ある建築物から着想を得てデザイン。グリルは1300年の歴史を持つ伏見稲荷大社が誇る圧巻の千本鳥居をイメージ。オーバーフェンダーは東寺の五重塔の屋根の優美なアーチをモチーフに制作したそう。

ベース車両は軽自動車のKIX。古都・京都の名所をキビキビと走れるよう、トランスミッションをATからMTに改造している。ボディカラーは晴天の空をイメージした明るい白をベースに、差し色として太陽を表現する赤を用い、晴れた京都の街並みを爽快に走り抜けるような活発なイメージに仕上げた。

こちらは昨今のキャンプブームを反映した今っぽい一台。車両コンセプトは「紡ぐ」で、両親と二人の兄弟と祖父母、仲の良い6人家族が乗ることを想定。家族全員でキャンプを楽しみ、笑顔が絶えないクルマを目指した。

災害時の悪路走行も想定し、車高はベース車両のエルグランドから4cmほどアップ。さらに、ルーフには大型テントも設置し、万が一の時にも大切な家族を守れるように。リアは学生らしい「今ドキ感」を演出するため、一直線のテールランプをあしらってスタイリッシュな印象に仕上げた。

こちらはとっても可愛いルックスがポイント。ベース車両はキューブで、ブルーバードのフロントフェイスとテールランプを移植。ヘッドライトは現在感を意識し、ハロゲンではなくLEDを取り付けるなど、芸が細かい。

異なるクルマのフェンダーとボンネットを自然な形で繋ぎ合わせるために、溶接・パテ造形の調整を何度も繰り返したそう。その努力ゆえ、学生が作ったとは思えないクオリティを誇っている。

なお、この3台の車輌は、まもなく開催される「大阪オートメッセ2024」に出展決定。ぜひ、学生たちが作った渾身の車両を生で見て頂きたい。