【VALINO|2024】注目の新作と新年の誓い ~直撃インタビュー~

2024年がスタート。人気メーカーのヴァリノは2024年をどんなシーズンにしようとしているのか。多くのファンで賑わっていた東京オートサロンのヴァリノのブースにて、マーケティング担当の清水さんを直撃インタビュー。

ヴァリノ 清水さん

編集 新年ということで、まずは今年の意気込みから教えてください。

清水 従来通り、ドリフト向けのペルギアには力を入れ続けます。その上で、今年はグリップ走行を楽しんでいる方たちにも新作を提案し、新しい道を作っていきたいなと思っています。

編集 その新作とはVR08GPの「ニューマ」と「スポーツ」ですね。

清水 その通りです。従来のVR08GPは浅溝でタイムアタック専用タイヤという位置付けで開発しました。「ニューマ」と「スポーツ」はそのDNAを引き継ぎつつ、より使いやすく進化させました。新作の「ニューマ」と「スポーツ」は深溝にしたのが大きなポイント。それによって、ウエットでも街中でも安心して使えるようになっています。

VR08GP ニューマ / スポーツ

編集 気になるのはパフォーマンス。そのあたりはいかがですか。

清水 浅溝だったVR08GPと深溝の最新作とでは、やはり、キャラクターは大きく変わってきます。「ニューマ」と「スポーツ」は溝が増え、つまり、ゴム量が増えた分だけ、温まりにくく冷めにくいっていう性格です。ですから、積極的にたわませて熱を入れてあげる、という作業が必要になってきます。とはいえ、一度熱が入ってしまえばVR08GPに近いというか、ほぼ同等のパフォーマンスを味わえます。

編集 ちなみに「ニューマ」と「スポーツ」、この違いはどんな感じですか。

清水 スポーツの方は、よりストリート向けになっていて、ライフを重視して開発しました。ですから、9割はストリートで、2~3ヶ月に1回、サーキットで走ろうかなっていうユーザーがターゲットになります。

編集 その他にも、ブースには新作がたくさん並んでいますね。特に注目して欲しいアイテムを挙げると?

清水 もちろん全商品なんですが、すぐそこに展示しているジャッキもオススメで、今回は紫とピンクのスペシャルカラーを展開しています。それぞれに1.5トンと3トンを用意しているので、用途に応じて選んで頂けたらと思います。

レーシングジャッキ

編集 個人的に気になったのはブースの奥に展示している「ブレーキ」と「車高調」で、ぜひ、そちらの情報も教えてください。

清水 まずブレーキに関しては、モノブロックの4ポットと6ポットの2種類をリリースする予定です。すでに4ポットの方は試作が完成して実車テストも終わり、すぐにでもゴーがかけられる状態になっています。6ポットの方はこれから実車テストを行います。しっかりと性能を検証した上で、4ポットと合わせてリリースをしようと思っています。

モノブロック キャリパーキット

編集 車高調は?

清水 こちらも現在開発中の商品になります。「ストリート用」と「スポーツ用」と「レーシング用」の3グレードでの展開を考えています。展示しているのは入ってきたばかりの試作で、86用のレーシングスペックです。これから実車テストを行うんですが、どんな走りになるのか、非常に楽しみなんです。

サスペンションキット

編集 ここまで来ると、ヴァリノはタイヤメーカーというよりも、もはや足まわりの総合メーカーといった感じですね。

清水 僕らが目指しているのは、まさにそこです。ヴァリノはタイヤからスタートしましたが、今は「バネ下関連」は全てラインナップしようという気持ちでやっています。タイヤ・ホイールはもちろん、ブレーキ、サスペンション、ブレーキライン、ホイールナットまで、全てやります。

編集 ヴァリノにとって、2024年が飛躍の年になることを期待しています。

清水 ありがとうございます。ファンの期待に沿えるよう、2024年も頑張っていきます。皆さん、どうぞよろしくお願いします。

VALINO @東京オートサロン2024

Nスタイルカラーを纏ったGV117D。ブースにて先行予約販売。

左はNスタイル極ステアリングで、本物のアルカンターラ生地を採用した逸品。真ん中と右はヴァリノステアリングで、この日は特別アウトレット価格で販売。

GR86のスタイルを生かしつつ、最大限にワイド化させることができるボディキットを装着。

下田選手のコミックペイントされたFD。ホイールのヴァリノN820Sもコミックペイント。

VALINO TOKYOもブース出展し、新作&人気アイテムを販売していた。