K'SPEC NOW

Topics

2020年03月08日

オペルが日本に帰ってくる!

オペル

「オペルが日本に帰ってくる!」。2月18日、東京・新橋で開かれた記者会見を受け、ネット上で、根強いファンたちが歓喜の声をあげている。かれこれ15年も日本から離れていたので、オペルと聞いても、特に若い人たちはハテナマークかもしれない。現状、ドイツ車と言ったら、ベンツ、ビーエム、アウディを思い浮かべる人がほとんどだろう。しかし、忘れちゃいけない存在なのがオペル。オペルは知る人ぞ知るドイツの名門自動車メーカーなのである。

オペルの歴史は古く、創立は1863年。日本で言うと薩英戦争をしていた頃。といっても、その頃はまだミシンや自転車の製造が主で、自動車を作り出したのは1902年からなのだが、その後、歴史を積み重ね、一時はドイツ最大の自動車メーカーでもあった。

日本でのピークは今から24年前の1996年。その時の販売台数は約3万8000台。しかし、その年を境に徐々に減少。そして、2006年、当時の親会社であるGMの経営悪化を受け、日本市場から撤退することに……。ちなみに、撤退直前の2005年の販売台数は約1800台まで落ち込んでいた。

オペル

https://www.opel.jp/en/index.html

オペルの現在の親会社はPSA。プジョーとシトロエンとDSの3ブランドを日本で展開しており、30~40代たちを中心に人気を集め、3ブランド合計の販売台数も1万5600台と絶好調。それを受け、「オペルを再び日本市場へ!」という動きになった。

オペルが実際に帰ってくるのは2021年で、まずは「コルサ」と「グランドランドX」と「コンボ ライフ」の3車種から再スタートを切り、販売状況を見ながらラインアップを広げていくそう。日本の輸入車市場は、価格の安い小型車を中心に、国産車からデザイン性の高い輸入車への乗り換えが進んでいる。それを追い風にオペルが日本市場でどう立ち回るか。楽しみである。

 

オペル
COMBO

ルノーカングーのライバル車。シトロエンベルランゴとプジョーリフターの兄弟車種。使い勝手のいい両面スライドドアが特徴。パワーユニットは1.2Lターボと1.5Lディーゼル。

 

オペル
CROSSLAND X

プジョー2008と兄弟車。BセグメントのコンパクトSUV。パワーユニットは1.2Lターボと1.5Lディーゼル。日本円では約230万円前後か。

 

オペル
CORSA

日本で販売されていた頃は「ヴィータ」の名前で親しまれていた。 ご覧の写真は現行モデルで、1.2L、1.2Lターボ、1.5Lディーゼル、EVモデルが設定されている。

 


関連記事