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2018年06月13日

高速道路案内標識のデザイン変更に気づいた?

普段何気なく目にする高速道路の案内標識。実は2010年ごろにデザイン変更が行われていたことをご存知でしょうか?といっても、「ん!?どこが変わった?」と思われるかもしれないほど、見た目に劇的な変化はありません。ですが、並べてみると一目瞭然。何が変わったのか詳しくご紹介します。

 

答えはフォントの変更

以前の高速道路の案内標識は「公団ゴシック」というオリジナルフォントを使用してきました。ハネやハライを使わない、画数の多い部首を省略して表記するなど、「遠くからでもパッと見て判読しやすい」ことを意識したフォントです。

日本道路公団発足以来ずっと使われていたため、ざっと見て40年以上の歴史があるんですよ。そんな歴史ある公団ゴシックですが、様々な問題が発生していたんです。ざっとまとめると以下の3点。

※参照「より視認し易い高速道路案内標識を目指した 標識レイアウトの変更について」
http://www.hido.or.jp/14gyousei_backnumber/2010data/1103/1103hyoushiki-henkou.pdf

・形を簡略化しているため誤字と受け取られることがある。
・オリジナル故に文字ごとにデザイナーが異なり、フォント全体の統一感に欠ける。
・公団フォントへの批判ではないが、近年判読性に優れたフォントが数多く存在する。

以上の理由から、標識案内のデザインを見直そうという流れが生まれました。

 

新たなフォントは「ヒラギノフォント」

※参照「より視認し易い高速道路案内標識を目指した 標識レイアウトの変更について」http://www.hido.or.jp/14gyousei_backnumber/2010data/1103/1103hyoushiki-henkou.pdf

新たな候補となったフォントは4種類ありましたが、厳正な試験を重ねて最終的に選ばれたのは「ヒラギノフォント」です。Apple社のMacには標準フォントとしてインストールされているので、Macをお使いの方は見覚えがあるかもしれませんね。
2011年より順次新しい標識に差し替えられています。

こうして今は使われなくなった「公団フォント」ですが、味のある雰囲気が一部で人気を誇っており、フリーフォントとして製作されているんです。

※参照 http://www.hogera.com/pcb/font

安全・安心かつ快適な環境のため様々な取り組みを行っているNEXCOグループ。この先の活躍(!?)にも期待しちゃいます!

 


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