【東京オートサロンの歩き方】カスタムの祭典を最大限に楽しもう!

東京オートサロン2018

みなさん東京オートサロンってご存知でしょうか?2017年は東京モーターショーがあったのでゴッチャになってしまいがちですが、東京モーターショーが新型車の祭典なら、東京オートサロンはカスタムカーの祭典なんです。しかも日本最大級どころか、世界でも類をみないほどの巨大なイベントです。そんな東京オートサロンは毎年1月に開催されるのが定例となっていて、もちろん2018年も開催が決まっています。今回は開催概要をチェックしつつ東京オートサロンを快適にみてまわれるように事前準備をしておきましょう。

場所は日本最大級の催事場「幕張メッセ」



会場となるのは千葉県千葉市にある「幕張メッセ」です。イベント会場のあるある間違いが「東京ビッグサイト」と「幕張メッセ」のどっちなの問題です。東京ビッグサイトは東京都のお台場のちょっと先にある有明という場所にあって「東京モーターショー」が開催される場所です。幕張メッセはそこから約30kmも離れているのになぜかよく間違えられるんですね。ありえないと思うかもしれませんが、実際に間違えたことのある人を何人も知っています。東京オートサロンにいくときは間違えないように気をつけてくださいね。幕張メッセですよ!

開催概要
■名称:TOKYO AUTO SALON 2018
■会期:2018年1月12日(金)、13日(土)、14日(日)
■会場:幕張メッセ(日本コンベンションセンター)国際展示場 ホール1〜11・国際会議場・イベントホール・屋外展示場
■住所:千葉県千葉市美浜区中瀬2-1
■開催スケジュール

1月12日(金) 9:00〜19:00(業界&報道関係者招待日)
※9:00〜14:00 サイレントタイム
※14:00〜 一般特別公開
1月13日(土) 9:00〜19:00(一般公開日)
1月14日(日) 9:00〜17:00(一般公開日)

クルマでの来場は早めにしないと駐車場がなくなる!


幕張メッセにはP1からP6まで潤沢に駐車場があり、乗用車の収容台数は7500台以上を確保していますが、東京オートサロンはそんなもんじゃ収まりきりません。なにせ3日間あってここ数年の来場者数は30万人を超えています。単純に1日10万人も来場があるので7500台程度で間に合うわけがありませんよね。1台に4人が乗ってきても1日2万5000台です。もちろんみんながクルマでくるわけではないし、駐車場はこのほかにもまわりにたくさんあります。しかし、これまでの開催では日中に空車になっている駐車場はほとんどありません。30分から1時間以上は確実に待たされます。クルマでいく場合は朝の7時ごろまでにいくか、夕方16時過ぎにいくとわりと空いています。慣れた人だと少し離れた場所に停めて電車でくるという方法で混雑を避けています。JR海浜幕張駅からは徒歩だと10分程度なのでわりと近いですね。

400社以上が出展するので狙いを定めて!


東京オートサロンは幕張メッセの全ホールどころか、イベントホールや国際会議場、屋外展示場も全部使うほどの規模で開催されます。さらに出展するメーカーなどは400社を超えます。これを1日で見てまわるというのはかなりの過酷さ。あらかじめ出展者情報をチェックして狙いをさだめるのがオススメです。出展者の情報は公式ページに掲載されています。

まずはブース全体のチェック!



今回はケースペックが2017年の東京オートサロンに出展したときのブースで説明しますね。まず出展には大きくわけて「ブース出展」と「車両出展」の2種類があります。ブース出展というのはエリアのなかに建物のようなものを作って、そのなかで各社それぞれ凝った展示方法をしているところです。車両出展はきめられた枠のなかに車両だけを展示しているスペースですね。ブース出展のところはやはりまずはブース全体をみるというところです。混雑しているとついつい足元ばかりやクルマだけに目がいきがちですが、ブース自体をみるとなにがみどころかよくわかるんですね。全体をみて「ここのブースはなにをおしてるのかなー」なんてみてみてください。

新製品のお披露目の場所!


日本全国のメーカーやショップが東京オートサロンを目掛けて新商品や新しいデモカーなんかを作っています。なので、この3日間で初お披露目になっているものが多いんですね。つまり、ネットにも雑誌にも載っていないモノがたくさんあるんです。なかには1日目と2日目にはなかったのに3日目だけ展示されるなんてものもあります。「あとでネットで探せばいいや〜」なんて思っていても全然出てこないなんてことがあるので、写真とかを撮ってしっかりとチェックしましょう。ブースのスタッフさんに「なにか新商品はありますか?」なんて聞いたら優しく教えてくれますよ。

混在を避けたいならキャンギャルをみるのは我慢!


カスタムカーの祭典でありながら東京オートサロンのみどころのひとつが、会場を華やかに彩っているキャンギャルのみなさんです。東京モーターショーとは違って、かなり過激なコスチュームになっていることが多んですね。自動車系のイベントでは日本で1番たくさんのキャンギャルに会えます。なのでキャンギャルが目当ての人もたくさん来場するんですね。


こちらがキャンギャルがいない時のブースの様子です。たしかに混在はしていますが、クルマがよくみえるし写真もキレイに撮れそうですね。


そしてこちらはキャンギャルがいるときのブースの様子です。もはやクルマをみることなんてできないくらいの人だかりですね。「オ、オレはキャンギャルなんかよりクルマをちゃんとみたいんだよ〜!キャ、キャンギャルなんてみ、みたくない!」という人もいると思います。基本的にほとんどのブースではキャンギャルの登場する時間がきまっています。だいたい1回の登場は10分から20分くらいなので、キャンギャルで人だかりができてクルマをみれない場合は、少し時間をおいてからブースに戻ってくるいいでしょう。

楽しく快適な東京オートサロンを!

いかがでしたでしょうか?東京オートサロンの歩き方はわかっていただけましたでしょうか?最後に会場をでるタイミングですが、各日の閉館時間近くになると帰る人が殺到するため、近隣の道路が大渋滞になります。近所にはイオンモール幕張新都心という超巨大なショッピングモールもあるので走るクルマの量がハンパありません。渋滞が苦にならない人ならいいですが、絶対に渋滞を避けたい場合はちょっと早めに会場をあとにするのがポイントです。コツをつかんで、東京オートサロンを快適に楽しみましょう。