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2017年10月27日

【東京モーターショー速報】会場で見つけた、気になる新技術!!

【開幕! 東京モーターショー】 気になる技を K’SPEC NOW 視点でお伝え!

第45回東京モーターショーが、東京ビッグサイトでいよいよ始まりました! 一般公開を前にプレスデーに一足お先にお邪魔し、会場で拾ってきた注目の技をいろいろご紹介します!

 

【小糸製作所】 近未来のサイドミラー! レンズ汚れ対策も!

新車などに純正ランプも供給している小糸製作所ブースでは、得意分野であるランプの新提案となるサイドミラーに注目。ウインカー内蔵型をグッとコンパクトにまとめたスタイリッシュなデザインとしつつ、小型カメラを本体後方にセット。こういった小型カメラレンズといえば、雨粒など、水滴に弱い傾向にあるものの、そういった視界不良を解消する技として注入したのが、なんと風! レンズ部分の斜め上(矢印部分)に僅かな隙間があり、そこからプシュッと空気を噴射するブロワー機能を搭載しているんです! これはサイドミラーだけでなく、ぜひリアカメラなどにも採用して欲しい技術ですね!

 

【スバル】 XVコンセプトカーのアッチコッチに、隠れキャラが!!

スバルが出展していたコンセプトカー「XVファンアドベンチャーコンセプト」。ルーフテントを張っていたのでブース内でも一際目立っていましたが、このクルマにはちょっとしたコネタを発見しました。じつはボディの6箇所(ガラスやドア内張り)に、XVを象った影絵的なシルエットが散りばめられていたんです。会場に遊びに来ていた人(とくにちびっ子)が、「こんなところにXVがあるよ〜!」なんて楽しんでもらえたらという、開発者の遊び心が垣間見える提案ですが、それを告知するようなポスターはどこにもなく、見過ごしたというプレス関係者も多かった模様デス。ぜひ鼻高ネタとしてお友達に自慢してくださいね! 使い方によっては、カスタムの技としても利用できそうじゃないですか!?

 

【日本発条】 カーボン化の流れは、ついにサスペンションにも!?

「ニッパツ」の愛称で知られるスプリングの名門中の名門メーカー、日本発条が参考展示したのは、なんとカーボンのスプリング。ハイエースなどの商用バンの多くに純正採用されているリーフスプリングと、一般的なコイルスプリングで試作品が出品されていたんです。カーボン化することでのメリットはなんといっても軽さ。例えばリーフでは、メインとなる親リーフとヘルパーリーフまで含めすべてをカーボン化した場合は、なんと従来のスチールの約84%(!!)も軽くなるとか。カーボンといえば硬いというイメージがあるものの、好みのストロークや微妙なバネ定数の調整も可能なんだとか。スチールに比べ乗り心地面での改善も期待できるとのこと。製品として実用化するまでにはまだ数年はかかるとことですが、「商用=乗り心地悪い」的な概念も大きく変わるかも!

 

コイルスプリングでは、カーボンだけでなく、「中空コイル」という内部が筒抜けになったモデルも出品されていました。中空は内部が空洞のために、それだけ重量が軽くなります。クルマの挙動や燃費は、バネ下重量でも大きく左右されますが、とくにサスペンションはホイールとタイヤ同様、軽量化が求められるパーツです。スプリングが軽くなるだけでも相当な恩恵が受けられそうです。ただしまだ課題もあり、写真を見ても判るとおり、純正に比べ中空、さらにカーボンとなるほど、線径(太さ)が太くなり、中空では巻き数も増えます。これは強度的な問題とのことですが、太くなるほどコストもかかるため、現在のスチールほどにスッキリできるようになれば、さらに現実味は増すと思われます。ちなみに重さは純正比で中空が約22%ダウン、カーボンが55%ダウンです。

 

【東海理化】 死角がない!? ピラーが透ける!? 電動ルームミラー

話題の新型レクサスLSにもステアリングスイッチやシフト、タッチパッド、シートベルトなど、多くの部品が純正採用されている東海理化。参考展示のルームミラーは、バックカメラ、左右のドアミラーカメラの3つの映像を独自技術で合成し、ミラー内に死角のない状態で映し出す摩訶不思議な新技術を搭載しています。本来死角となるピラーも透ける構造で、感覚はまさにパノラマ! 法規的な問題から、実用化にはまだ時間がかかるとのことですが、すでに日産車で、後席に人や荷物が載っていて視界が邪魔されても車両後方の様子をリアルに把握できる、バックカメラ映像をルームミラーに映し出す技術が実用化されていますが、それ同様、技術的には実用化可能なレベルまで来ているとか。運転に不安のある人には、これは便利ですよね!

 

【富士通テン】 ドライバーだけに、ピンポイントで声が聞こえる!?

イクリプスナビでも有名な富士通テンのブースで見つけた額縁のようなフレームは、な、なんとスピーカー。「超指向性スピーカー」と名付けられたそれは、ナビの音声だけを、ドライバーに向かって発信する画期的なもので、助手席に座っている人にはほぼ聞こえず、ドライバーだけに聞こえるというシロモノ。モノをストレートに伝える直進性の強い超音波の特性を活かし、限定的なエリアだけに音を伝えることを目的に開発されたものなんです。まずはナビの道案内などの音声からスタートし、ゆくゆくは音楽再生に発展できればとのこと。助手席で寝ている人を気にせず音楽を楽しむなど、車内音楽鑑賞のありかたも、変わってくるかもです! これは期待!

 

【スタンレー電気】 自動運転を知らせる、シグナルライトをピラーに

近い将来の自動運転時代を見越した注目の提案が、このAピラーライト。自動運転は、それを周囲に知らせることも重要となりますが、その役割を担う1つの手法がこれ。光が下から上へと流れるシグナル灯になっているんです。法規灯の問題もあり、現時点ではあくまでも参考展示のため後付け感が否めませんが、将来的にピラーに自然に組み込んだり、ウインカーでオレンジに変わったり、危険を感知したら赤く光るなど、いろいろな動きが再現できればさらに世界が変わるかもですね。ちなみに同社のブースには、ダッシュボード運転席前方で持ち上がる(透明なアクリル板のような)マルチディスプレーの表示を、ステアリングを握って→離して→握ってという単純操作で切り替えできる、赤外線方式の新機能も展示しておりました!

 

 

 


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